自然科学部

●更新日
平成30年6月30日
●部員数
45名(平成30年度)
●活動記録
<平成29年度の主な活動>
  • 高総文祭
      研究発表の部 優良賞「細胞性粘菌の走性」
       ⇒平成30年度全国高総文祭信州大会 出場決定
 自然科学部は平成30年度、1年生18名、2年生17名、3年生10名で活動しています。  日々の個々の研究活動に加え、文化祭でのサイエンスショー等、活動する機会を増やしています。
 これまでも海外研究者に英語での研究発表に挑戦したり、今年度8月には長野県での全国大会での発表も決定しており、  ますます研究意欲が増しています。
 また調査・研究成果を様々な機会で発表することで、多くの先生方のアドバイスをいかし、交流を深めながら研究に取り組んでいます。
 本校は平成28年度よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に採択され、研究手法やプレゼンテーション技法の良い手本となれるよう、  自然科学部の位置づけは重要になってきています。研究題材としてはこれまで世界自然遺産である白神山地や近隣の山麓、河川をフィールドとし、  エゾタンポポやコウライテンナンショウ、水生昆虫を扱ってきましたが、これらを部全体の活動として継続するとともに、  今年度は「個の研究力・発想力向上」をテーマに、個人または小グループでの研究活動も並行して行っています。

〔平成27~30年度の代表的な活動〕
①新入生歓迎サイエンスショー
 新入生240名に実験演示などのサイエンスショーを披露
②特別講義(於 本校生物室)
 コウライテンナンショウの研究について大学の先生による講義とこれまでの研究の成果報告。 講師)弘前大学白神自然環境研究所 助教 山岸 洋貴 氏
③植物園での事前学習(於 弘前公園植物園)
 今年度の調査重点項目として「白神山地における林床植物、樹木の多様性」をかかげた。同植物園にある白神コーナーには実際に白神山地に自生する植物が栽培・展示されており、実際に現地で同定ができるよう事前学習を解説員の指導により行った。
④野外調査
 久渡寺のコウライテンナンショウの分布調査
⑤高校生臨海実習と海外研究者との交流(於 東北大学浅虫海洋生物学教育研究センター)
 海洋生物の発生に関する国際学会 (“Oocyte maturation and fertilization meeting IV”)のプレイベントに参加。2日1泊でのヒトデの発生に関する実験実習、海外研究者との科学交流、本校部員はコウライテンナンショウの研究に関するプレゼンテーションを英語で行った。
⑥白神山地生態系調査
 白神水系上流~津軽ダム~中流域(岩木川)の水性昆虫および水質調査、白神山地の植生調査
⑦中学生体験入学、学校説明会
 全体会場で実験ショーを行った。
⑧全国高等学校総合文化祭2016ひろしま総文(於 広島大学)口頭発表
 発表題「コウライテンナンショウの性転換のしくみについて」
⑨高校生科学研究コンテスト(於 青森大学) 口頭発表
 H29年度:発表題「細胞性粘菌の走性について」 ブルーリボン賞
⑩第57回日本植物生理学会年会特別企画「高校生生物研究発表会」(於 岩手大学) ポスター発表


  • 弘前公園エゾタンポポ分布調査

  • 白神水系水質調査

  • コウライテンナンショウの生態調査

  • 臨海実習

  • 高校生臨海実習と海外研究者との交流

  • 日本植物生理学会「高校生生物研究発表会」

  • 学校説明会でのサイエンスショー

  • 2016全国大会ひろしま総文

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